風のはなし その6

今回は勇気を出してSMクラブに行った。

そう、鞭とかロウソクとか出てくる本格的なやつであり、最初の風俗記事のようなM性感とは違う。SMクラブといっても男が責めるSプレイと男が責められるMプレイの2種類がある。俺は最初の風俗記事で書いたように自分のことを責められる方が好きなMだと思っているのでMプレイのできる店を選択した。

SMはあまりメジャーな趣味でないためデリヘルやピンサロなどと違って店の数が圧倒的に少ない。そのため、店選びの選択肢が非常に少なく、わずか数件の中から選ぶことになった。調べていると、サイトを見た感じ説明が丁寧でSM初心者にも分かりやすく、料金もそこまで高くない店を見つけたのでそこにした。女王様はプロフィールの得意プレイやブログを参考にしてやってほしいことを叶えてくれそうな人にした。プレイコースは3種類あって鞭やロウソクといった痛い熱いのがなしのコースと、事前に要望を伝えてそれに基づいて女王様がプレイを組み立てるコースと、リクエストを一切受け付けない女王様が絶対的な存在になるコースがあった。女王様が絶対的な存在になるコースはさすがに怖いとやってほしいことがいくつかあったため、事前に要望を聞いてくれるコースを選択した。料金だが初回限定でちょっと安くなって120分コース26,000円に指名料の1,000円が加わって27,000円だった。また、これにホテル代が2,500円かかった。多くのホテルが年末料金で割高になっているらしく、店の人に勧められて今回行ったホテルはかなり安くて助かった。

 

予約するときにSMクラブは初めてだということを伝えるとフェラなどのヘルス的なサービスは行っていないなどの注意点を説明された。電話に出た男性店員は丁寧で好感を持てた。当日、ホテルの前に着いたら店に電話をかけるように言われてたので電話をかけると女王様からプレイ内容のカウンセリングがあるため、折り返し電話がかかると言われた。カウンセリングではやってほしいことやNGプレイ、ギブアップのときの合言葉などを決めて、女王様のブログに俺の痴態を晒してもらうよう頼んだ。ホテルに入ると他のカップルや風俗嬢っぽい人がいた。部屋に入って部屋番号を店に伝えると軽くシャワーを浴びるように言われたので浴びて待つこと5分ちょい、とうとう女王様が到着した。

女王様の見た目は30代前半ぐらいで身長160cm程度で少し明るい茶色の髪が肩まであり、カウンセリングの電話の時もそうだったけど物腰の柔らかい人でこんな人が女王様になるのかと驚いた。

 

女王様(仮にA様とする)が私服からエナメル生地のセクシーな衣装に着替えて、始めましょうかと言って手を叩いた。次の瞬間、穏やかな口調が一転して女王様の厳しい口調へと変貌した。

 A様「これをつけなさい」

渡されたのは明るい赤色の女装用のブラとパンツ。これから俺は辱めを受けるのだ。

洗面所に連れていかれて鏡で自分の姿を確認させられる。

A様「あっははは、何その恰好。」

A様は縄を用意して俺の腕を後ろに回すと拘束を始めた。手際は良かったと思うけど拘束するのも一瞬とはいかず、結構時間がかかるみたいだ。縄で胸の上下を挟み込むようにしつつ、腕を背中の上の方にした状態で縛られた。腕を縛るときに痛くないか聞かれて気遣いを感じた。SMは危険を伴うのでそういう配慮は大事であり、プロはそういうところさすがだなと思った。

A様「その恰好恥ずかしくないの?この変態!」

俺「ありがとうございます!」

A様「変態って言われてお礼を言うのはお前だけだよ!」

ネットに毒されてるのでついお礼を言ってしまった。

A様は余った縄で俺の珍宝を縛り始めた。珍宝をグルグル巻きにして俺の腹にくっつくように反らせた。そのまま縄を引っ張り上げる。結構珍宝が苦しかった。

A様「今の自分の姿を見なさい。どう思う?」

俺「恥ずかしいです…」

A様「恥ずかしいけど?」

俺「嬉しいです。」

A様「この変態、僕は変態ですって言え!」

俺「僕は変態です。」

A様「もっと大きな声で!」

俺「僕は変態です!」

A様「ちゃんとできるじゃない。」

拘束されて大声で僕は変態ですと言わされる。俺は変態キモオタク。

そのままの格好で部屋の入り口まで移動して再び叫ばさせられる。

A様「ほら、物音がするでしょ。他の部屋を掃除してるんじゃない?ここで僕は変態ですと言え。」

俺「僕は変態です!」

人に聞かれるかもしれない。そんな状況でA様は俺の羞恥心を煽ってくる。

この状態でA様のブログ用の写真を撮影された。

そして女王様はバラ鞭を持ってきて俺の尻をペチペチ叩き始めた。バラ鞭は鞭が複数に分かれているため衝撃が分散されて、叩く音の割にはあまり痛くない初心者向けの鞭である。

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バラ鞭

俺がSM初心者だからか叩き方がかなり優しくて物足りないのでもっと強く叩いて下さいとお願いする。

A様「お前がSMクラブ初めてって言うから加減してやってるのにそんなことを言うのか。ならちゃんとお願いしなさい」

俺「A様、もっと強く叩いてください!」

パァン!という気持ちのいい音とともにさっきよりもだいぶ強く叩かれた。意外と痛くてびっくりした。

A様「ほら、もっと鳴きなさい!」

俺「あーっ!」

そのまま10回ぐらい叩かれると俺の珍宝から我慢汁が出てきた。

A様「これは何か言いなさい。」

俺「我慢汁です。」

A様「鞭で叩かれてそんな汁を出すなんて変態!」

俺「申し訳ございません!」

自分が思っていたよりもエキサイトしていたようだ。今度はベッドに連れて行かれバラ鞭で叩かれていると

A様「お前は頑張れそうだから一本鞭いくよ!」

一本鞭とはSMの鞭と言われたらおそらく多くの人が想像するであろうものだ。バラ鞭と違って文字通り一本にのびている。

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一本鞭

一本鞭はちょっと怖かったのでカウンセリングのときにNGにするか悩んだけど何も言わないでおいた。尻を叩かれるとバチン!というバラ鞭よりも激しい音とともに痛みを感じ、俺は大きな声で「あーっ」て叫んだ。実際に叩かれてみて、俺は鞭で叩かれることに喜びを感じないタイプだということに気づいた。10回カウントされながら叩かれると写真を撮るのを忘れたことに気づくA様。さらにもう10回叩かれる。正直なところおいおいマジかよと思った。叩き終わると「よく頑張ったね」と褒められた。たぶん鞭で叩かれることが好きな人にとっては頑張ることじゃないだろうなと後になって思う。
次に浣腸をすることになった。浣腸はアナニーするときに注射器型の浣腸器を買って使おうとしたけど上手くできなかったのでこれが初浣腸になった。床にタオルとクッキングペーパーのようなものを敷かれた上に、体操座りの格好で両脚を開いてそれぞれの膝を縛られて足を動かせない状態にされた。A様は俺のボーボーのケツ毛を見て大いに笑った。そして、アナルにお湯を注入された。浣腸器は俺が持っているのと似たような注射器型だった。1本ずつカウントされながらまず10本入れられるとお腹がタプタプになってきた。

A様「お前はまだいけそうだからもう後5本いくよ。」

そう告げられて合計15本分のお湯を注入された。その後また撮影を忘れられたため、結局桶に入ってるすべてのお湯を入れられた。そのままの体勢でしばらく我慢をさせられたのち、トイレに移動した。トイレで便器に座るとA様の許可が下りない限り出すことは許されないと言われた。そのまま俺の腹を押したりバラ鞭で叩かれた。もし一本鞭で叩かれていたらやばかったけど、冷静に考えたらトイレは狭いからちゃんと一本鞭を振るのはできないことに気づいた。A様はスマホを取り出すとタイマーで3分を計った。

A様「残り3分我慢しなさい!」

カップ麺作れるなーとか考えてたら3分後に噴射の許可が下りたので腹をふんばってお腹の中のお湯をぶちまけた。ジョボボボボとすごい勢いでケツからお湯を噴射する俺。出てきたお湯はうんこ色に染まっていて、うんこの残りカスみたいなのも混じっていた。

お湯を出し切った後は待望のアナルぶち犯しタイムだ。カウンセリングでもアナルをペニバン(ペニスバンド)で犯してほしいことは伝えていたのでキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ってなった。

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ペニバン

ベットにタオルとクッキングペーパーみたいなものを敷いてM字開脚の格好でアナルにローションを塗られて指を入れられる。

A様「キツキツじゃない!」

前立腺をいじる程度のことしかしていないため俺のアナルは全然拡張されていない。一度アナルはお休みして顔面騎乗を受ける。陰部独特の芳醇な香りがして興奮してきた。俺「A様のイスにして下さい!」

そうおねだりした俺はA様に座っていただけて幸せだった。そして聖水(おしっこ)を飲ませていただいた。しかしあまりの不味さに吐きそうになり、初のギブアップをする。何かの肝を温めたみたいな味がしてオエッってなったのでさすがに水を飲んだ。世の中にはこれが好きな人もいるらしいから恐ろしい。ベッドに戻るとA様は極太のペニバンを装着。俺はペニバンにしゃぶりつく。舌を使うように言われ必死にしゃぶるもA様にはご満足いただけなかったようで無理やり口を犯すイラマチオが始まった。喉奥を犯されると苦しんだけどすごく興奮してきて初めて珍宝に血液が行くのを感じた。イラマチオが短時間だったのが残念に思えるくらい自分に合ってたのであのまま続けられてたらバキバキに勃起してた気がする。

俺のキツキツアナルを見てA様は一番細いペニバンかローターのどっちがいいか確認をとった。M性感でアナルバイブっぽいものを突っ込まれたときよりもすごいのを味わいたかったのでローターでは満足できないと思った俺は迷わずペニバンを選択。正常位の体勢でペニバンを挿入された。アナルをズブズブ突かれるとめちゃくちゃ気持ちが良くてメスの気分になった。変なスイッチが入りかけてひたすら喘ぐ。

俺「あっ、あーっ、ケツマンコ気持ちいですぅ!」

A様「だらしなく口を開けてこの変態!」

今回はブログ用の写真も忘れずに撮られる。ポーズはやっぱりダブルピース。ペニバンを突っ込まれたままハメ撮りみたいなことをされて興奮した。意外とアナルの馴染み具合がいいのでA様はもうちょっと太いペニバンに変更した。そうしたらさっきより気持ち良くてメスのようにアンアン喘いでしまった。

名残惜しいがアナルぶち犯しタイムが終わり珍宝をしごかれた。しかしなんというか性欲を超越した幸福感でいっぱいだったためちゃんと勃起しなかった。それからなんとか勃起したものの申し訳ないことに手コキが上手くないのでローションがあっても全然気持ち良くなかったため、だんだん萎えてくる。とりあえず顔面騎乗されながら手コキされたり横から腹に足を乗せて扱かれるも時間切れになり結局発射失敗に終わる。プレイ終了後にA様に謝られたけどこの日は絶対発射したかったわけじゃなかったのでまあいいやと思った。シャワーを浴びて着替えてるときに高校からSMクラブに憧れていた話をするとブログタイトルを当初の予定から変更するとかって言っていた。A様にはアナルが好きってことがやっぱり分かっていたみたいでアナル好きでしょって言われた。まあ、アナルを犯されているときが一番反応よかったからね。ホテルを出るとお互いお礼を言って解散。また年明けてから行くと告げた。

 

総評・感想

プレイ中もずっと緊張していたけど願望が色々と叶ったので感動した。特に、アナルをペニバンで犯されるのは高校の時から憧れていたことなので長年の夢が叶った瞬間でもあった。A様はプレイ中も随所で痛くないかとか大丈夫かとか気遣ってくれたので安心してプレイに臨めた。今までSMクラブに行く勇気がなくて今回ようやく行くことができたけどこんなことならもっと早くから行っておくべきだったなあと思った。アナルで気持ち良くなる喜びを知ってしまったので、次行くときはひたすらアナルをぶち犯してもらうと思う。また、鞭などが自分の趣味に合うかどうか実際に体験してみないと分からなかったプレイが体験したことでより自分の性癖について深く知ることができた。SMといっても鞭やロウソクといった有名なものからもっとマニアックなものまで様々あるので、これから自分に合ったプレイをさらに見つけていきたい。