風のはなし その7

一度でいいから極上のサービスを受けてみたくて超高級ソープに行った。総額は驚きの150分100,000円である。これ以外のコースは存在しないので諭吉を10枚用意した。さすがにもうお金がない。他の地域の超高級ソープを調べたけど100,000円必要な店はなかった(一応ロングコースを入れれば全くないとは言えないが)。

 

時間は4部制で、あるキャストの一番遅い20時半からが偶々キャンセルが入ったため空いていたのでそこに入った。一度も店に行ったことがない新規である俺は前日の10時からでしか予約を受け付けてもらえず、一度でも店に行って会員になった人たちは1週間前から予約できるため、空いてる枠があったのはラッキーだった。電話の相手の男性店員は落ち着いた口調で非常に丁寧であり好印象だった。予約するときに喫煙の有無を聞かれたが、噂によると指定したタバコを1箱くれるらしい。吸わない俺には関係ないけど。店は最寄り駅から徒歩5分程度らしいのに駅まで送迎車を出してくれると言っていたので迷子は嫌だし一応お願いしておいた。ちなみに当日の確認の電話と駅に着いてからの送迎車の手配の電話はワンコールで出て感心した。

迎えの車は黒のクラウンだった。車のことは全然知らないので調べたら460万以上する高級車だった。礼服姿のスキンヘッドのおっさんがドライバーだった。車の中のイスはふかふかでいかにも高い車って感じで、車内はどこかで耳にしたことがあるクラシックが流れていた。有名なソープ街の中に店はあるので、窓から見た景色は途中からソープ店で埋め尽くされた。

 

店に入ると男性店員が超丁寧な土下座の礼をしてお出迎えした。店内は高級ホテルのようなゴージャスな雰囲気でやっぱりふかふかなイスがあった。イスに座ると店員がドリンクのメニューを持ってきた。かなりメニューがあったので何があったかちゃんと把握してないが無難にウーロン茶を頼んだ。もちろんタダである。ドリンクを飲んでいると料金の支払いと会員登録をした。特に会員証はなく、生年月日に基づいた会員ナンバーを教えられた。今後は1週間前の午前10時から予約ができ、料金が5,000円安くなるらしい。また、プレイの希望調査の紙を書いた。内容は特に重視したいプレイ(イス、マットやベッドなど)、雰囲気(癒し系、恋人風、仕事モード)、攻めや受身のどちらがいいか、プレイ回数(たぶん発射回数のことだと思う)、ボディーソープやアロマやお香の匂いの好悪、マッサージの有無、スキン(コンドーム)の有無などだった。この中で気になったのはスキンの項目だ。この高級ソープのグループ会社は全店生挿入ができるとネットに書いてあったので事前に知っていてよかった。性病のリスクを逡巡したが生でできる機会はそうそうないのでスキンなしを選択した。

 

トイレに行ってしばらくすると男性店員に案内されてエレベーターの前に行くと女性が土下座礼をしていた。この人が今回俺の相手をしてくれる女性だ。女性が名乗って顔を上げると30歳ぐらいのお顔をしていた。公式プロフィールでは24歳って書いてあったけど間違いなくそれよりは年上だと思った。でも美人で気品のある人で、身長は160後半で胸は巨乳ではないがDカップぐらいで適度な大きさだった。風俗嬢というより泡姫って言葉がふさわしいと思った。エレベーターに入ると移動中ひたすらキスをした。最初は唇をついばむようなフレンチキスだったが途中から舌を時計回りに回すようなディープキスになった。エレベーターが目的の4Fに到着してもまだキスしていて、エレベーターのドアが勝手に閉まってからようやく姫が気づいて降りた。

部屋はホテルの一室に広めの浴場が備え付けられているような感じだった。ソファーに座ると再びめっちゃキスをされた。キスをされながら上半身をフェザータッチされたが厚い上着を着ていたので何も感じなかった。長いキスが終わると服を脱がせてもらった。大衆向けのそこまで高くないソープだとこの後体を洗うんだが、そうではなくまず乳首を舐められ全身リップの後そのままフェラが始まった。いわゆる即プレイである。乳首舐めの時点で今まで経験したことのない舐め方で驚いた。これまでは乳首を簡単にペロペロするような舐め方しか経験なかったが、この姫は舌の使い方が絶妙でレロレロという表現のほうがしっくりきた。フェラは舌で亀頭を刺激しつつ這いずり回す感じでスロートも素早く心地よい快感が襲ってきた。

珍宝がバキバキになるとそのままベッドへ移動して再度全身リップとフェラ受けてから騎乗位で挿入。もちろんゴムはない。初めての生である。生の感触は思ったより良くはなく、たぶん薄いゴムありとそこまで変わらないのかなという印象だった。特にヒダの感触とかが伝わったわけでもないので体の相性の問題とかもあるのかもしれない。姫がひたすら騎乗位でピストン運動を繰り返す間、俺は空いた両手でおっぱいを揉んだり乳首を親指でさわさわしたりした。でも巨乳じゃないので途中で飽きて腕を降ろしてリラックスしていた。前日はちゃんと致し禁をしたのだが、満宝の感触はどうしても愛用している致し穴に敵わないのですぐに発射というわけにはいかなかった。途中で姫が腰振りを止めてキスに移ると珍宝が萎えて抜けるという事態が3、4回あった。多すぎだろ。小便したいっていうのもあり、気分がエロモードになりきれてなかったため断続的に刺激がないと勃起維持が難しかった。それでも姫は健気に腰を動かしてくれて、「うおおおお、孕め!」って思うと射精感が募り、イキそうだと申告すると「出して!」って言われたので無事中出しを達成する。中出しそのものに特別性的快感はなかったが、オスの本能からか精神的に満たされた感じはあった。ちなみに部屋にあった時計を見たらここまででだいたい1時間経過していた。

ベッドでのプレイを終えると姫は湯舟のお湯を用意してくれた。浴場は部屋とそう変わらないぐらい広さで、湯舟は浅めだが2人で入ってもかなり余裕があるほど広かった。浴場では適時俺に寒くないか聞いてくれて寒いって言ったときは部屋にあるストーブとヒーターをこちらに向けてくれた。非常に気遣いがあり素晴らしかった。2人で湯舟に入ってる間もリップやフェザータッチをしてくれて気分が良かった。湯舟から上がると体を洗ってもらった。以前ソープに行ったときにあったスケベイスよりももっとスケベなイスがあった。凹の字の下の方が完全に空洞になっていて女性が下をくぐりながら体を洗うというアクロバティックなプレイができるイスだ。これは高級ソープとかじゃないとないらしい。実際、姫は体を洗うときに全身泡まみれになって、体をあちこちにこすりつけたりイスの下をくぐりながら尻や珍宝を洗ってくれた。洗うときにフェラや全身リップもしてくれたんだけど、泡が口に入ってもいいのかなと思った。体を洗ってもらうと気持ち良くて珍宝がちょっと元気になってきた。

体を洗った後はソープの醍醐味であるマットプレイをお願いした。初めてソープ行ったときはマットプレイをしてもらえなかったので、これが初マットになった。準備中にほかの客の年齢層を聞くと、一番多いのが50代で次が60代、若くてもせいぜい30代で20代は珍しいと言っていた。金額が金額なので会社役員クラスの給料がないとやはりそうそう来れないんだなあと思った。50代、60代のおっさんでも生命力が溢れる人が多いらしく、おそらく何発も発射してそう。店のサイトに公開されているアンケートの文章やネットのレビューを見ると3発も4発も発射したって書いてあったりするし元気すぎでしょと思う。準備が終わると、マットにうつ伏せになり腕を前に出すと全身にローションをかけられてヌルヌルにされた。そして姫が縦横無尽に俺の背中の上を移動した。胸やももといった体の柔らかい部分を上手に使って俺の背後を刺激された。途中で俺は仰向けになってからは凄まじかった。全身が性感帯になったようでどこをなぞられて非常に気持ちが良かった。胸、もも、口、手、足、満宝など使える部分は全部使って俺を刺激する姫。あまりのすごさに感動すら覚えた。珍宝は完全に臨戦態勢になっていた。一度発射してからこんな短時間で珍宝が復活することなんてそうそうないのでマットと姫のテクニックの恐ろしさを味わった。そして再び騎乗位で挿入。めちゃくちゃ気持ちが高まっていたのでベッドの時よりもだいぶ早く発射。二度目の中出しをした。

体に付いたローションを洗い流してもらうとマッサージを提案されたけどたぶん健康体だからやめておいた。体を拭いたらベッドで添い寝の体勢でピロートークをした。俺の住んでいるところや音ゲーの話をした。姫はDDRの存在は知っていたが弐寺は知らなかった。代わりにキーボードマニアの存在は知っていた。姫は非常に聞き上手で色々質問してくれて話しやすかった。ベッドで仰向けになってDDRの足の動きの説明をすると捻りの動きに注目して「足をクロスするなんて難しそう」と言っていた。着眼点いいなあと感心した。そうこうしているうちに時間になってアシストしてもらって服を着てエレベーターで1Fに降りて姫とお別れした。めっちゃお礼を言った。その後は待合室とは別の部屋でアンケートを書いた。満足した点や不満に思った点を書いてくれってあったが、不満は何一つなかったためひたすら褒めた。書いたアンケートはその場で男性店員が確認して書いた内容についてちょっと確認された。帰るときも男性店員の土下座礼で見送られ、車で駅まで送ってもらった。家の最寄り駅に止まる電車はもうなかったので隣の駅から歩いて帰宅した。

 

総評・感想

アンケートにも書いたけど、間違いなく人生で最上の150分だった。実のところ姫の容姿は俺の好みからはちょっと外れていたが性格、技術、気遣いなどが一流の水準に達していたと思う。100,000円という金額だけを見ればめちゃくちゃ高いけど、超高級ソープならではの素晴らしいサービスを鑑みれば妥当な金額に思えた。あまりにも良すぎて幸福の絶頂期に到達したと言っていいほどであった。特にマットプレイは初めて体験してても技術の高さがうかがえるほど凄まじいものだった。普段2シコり計になるときは1回目と2回目の間に8時間近く時間を空けていないと結構つらいのにもかかわらず、今回1時間程度で再発射できたのはひとえに姫の技術力のおかげであろう。超高級ソープのサービスを味わってしまったため、もはや大衆向けの安いソープのサービスではおそらく満足することができないので若くして贅沢な男になってしまった。何が何でももう一度行きたいと思うほどだったので仕事を頑張ってお金に余裕ができたらまた行きたいと思う。